東海道新幹線のお子様連れ車両に乗ってみた結論、最高です

東海道新幹線を眺める父子 子育て

大雨で新幹線も乱れに乱れ、お盆帰省勢にはつらい夏休みになっていますね……。

我が家は幸いちょっとだけ早く、8/8に東京から京都の実家に移動しました。
9歳長男が生まれてからというもの、GWお盆お正月とたびたび子連れで乗ってきた新幹線

子どもがぐずればデッキであやせるぶん、身動きがとりづらい飛行機よりは対処のしようがある。
一方で、エンジン音が響き続ける飛行機より、静かな新幹線で子どもが騒ぐほうが気まずい……。

どっちもどっち、それぞれのしんどさがあります。

そんな新幹線の移動をもっと快適にしたいと、今回は初めて「お子様連れ車両」に乗ってみました
車両の便利ポイントと、我が家がいつも実践している快適移動テクをご紹介します。

3連休や特定期間に登場する子連れ向け車両

東海道新幹線が提供している「お子様連れ専用車両」は、年末年始やお盆などの特定期間、3連休などに開催されるキャンペーン。

おむつ替えができるトイレや多目的室に近い12号車に設定されています。

以前は旅行商品として販売されていた時期もあるようですが、2025年現在はEX予約サービスから簡単に予約できました

ただし、アプリからは該当車両が表示されないため、Webサービスからアクセスするのがポイント。その場合は、お子様連れ車両設定ののぞみ号に子どもアイコンがついていました。

ただでさえ混みあう期間に設定される車両のため、予約は早めがおすすめ。
私たちは一ヶ月前の予約開始と同時にキープしました!

お盆は日中の2~3便に設定されています

足を踏み入れた瞬間、空気が違う

新幹線に乗るときはいつも、足元のスペースがちょっとだけ広い最前列の座席を予約します。

いま10ヶ月の赤子が生まれるまでは横並びで3席をとり、4人で詰めて座っていました。
が、さすがに赤ちゃんが増えるとなると3席ではきつい……!

なので、5人家族になってからは最前列2席+そのうしろ2席を取っています。

長距離移動のときだけ、タブレットでの動画鑑賞が許される子どもたち。後ろ2席に夫婦+赤子

今回、お子様連れ車両の12号車に踏み入れたとたん、空気が……やわらかい……!?

「子連れ専用の車両ではないため、一般のお客様も乗車している場合がある」といった旨の注意はなされていたのですが、圧倒的に子連れが多いです。

あっちもこっちも子ども連れのパパママばかり。

ふぇんふぇん泣いている赤ちゃんがいれば、ギャン泣きしている子もいる。そこそこ大きな声で笑ったりおしゃべりしたりしている子どもなんて、やまほどいます。

これは……めっちゃ気が楽!!!!

キャッチコピーにある「泣いちゃってもお互いさま!」の空気が、本当にあります。

お子さんのボリュームゾーンはおそらく0~3歳くらいでした。

移動中のおむつ替えや授乳もしやすい

新幹線や飛行機の移動で悩ましいのは、おむつ替えと授乳。

おむつ替えは突然発生するミッションのうえ、座席でするわけにはいきません。うんち漏れなんてしようものなら、どこでどう対応していいか頭を抱えてしまいます🤣

そこでありがたいのが、おむつ替え台つきのお手洗い
9年前、長男が赤ちゃんだったときは、狭いトイレにめちゃくちゃ小さいおむつ替え台がついていたような記憶しかないのだけど……いまは少し広い多目的トイレ+おむつ替え台もちゃんとあります。

デパートのおむつ替え台ほど広々としてはいないけれど、それでも日々便利になっている!

そのうえ、のぞみの11号車には、身体の不自由な方や授乳者などが使える「多目的室」もあります。
乗務員の方にお願いして、お部屋が空いていれば使用OK。
衛生的におむつ替えをするのはNGのような雰囲気でしたが、周りの目や音が気になって飲まないような赤ちゃんにも、安心して授乳してあげられそうです。

どちらもお子様連れ車両の近くにあるので移動が簡単
もちろん、別の車両に乗っているときも使えます。

我が家の新幹線移動ハック

そんなお子様連れ車両パワーだけでなく、我が家がいつも新幹線タイムを快適にするために実践していることをまとめてみました。

  • 乗車前にベビーカーをサッと畳めるよう、かけている荷物やかご下のものをまとめられる大きいエコバッグを用意しておく
  • キャリーケースは、そもそも座席上収納に収まるサイズにする
ベビーカーはたたんで、棚に乗せるときもあれば子どもたちの足元に置いておくときもある
棚上にギリギリ収まる一番でかいサイズを探して買ったのが、このキャリーケースです(上の写真の一番左)
  • 車内の暇つぶし用タブレット、スタンド、ヘッドホンは子どもの人数分用意(ケンカ防止)
  • 車内で食べるお菓子は子どもたちに選ばせて、それぞれの袋を用意(自由に食べられるように)
  • 同じく、水筒やジュースもそれぞれに用意(自由に飲めるように)
  • 赤子が立ったり座ったりできるように、座席の足元にレジャーシートを敷く
こんな感じで、自由に遊べて楽しそうです

できるだけ静かに、平和に乗車していたいと思うけれど、そこは子どもたちの機嫌次第。とくに乳児連れでは、親がどれだけがんばってもコントロールできないときがあります……。

そんなときに、こういう車両は本当にありがたいもの。
周りにご迷惑をおかけしないよう気を引き締めつつ、感謝しながら使わせていただこうと思います。

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