30代後半で、3人目の子どもを産んだ理由

わたし

厚生労働省によると、子育て世帯の割合は約18%。そのなかで3人以上の子どもを持つ世帯は約12%。つまり、3人以上の子どもを育てる世帯は、全世帯のうち約2%、とても少数派です。わたしも、まさか自分がそんな人生を歩むとは思ってもいませんでした。

「絶対に3人目がほしい」というより「後悔したくない」

長男を妊娠したのは28歳のとき。それから4年後に次男を妊娠しました。昔から「子どもは授かったらうれしいけれど、授からなかったらしょうがない」「でも、もし産めるのなら2人がいいな」と思っていたので、次男を産むときは「これが最後の出産だ」と信じて疑わなかったのです。

でも、35歳を過ぎて高齢出産と呼ばれる年齢を迎えたとき、ふと「3人目をもつとしたら、この数年が最後のチャンスだな」と思う自分がいました。「絶対に3人ほしい」とは思っていなかったし、むしろ3人産んだら家計が大丈夫なのか不安はあったけれど、出産のタイムリミットは迫っている。いつか「あのときチャレンジしてたら、3人の子どもが持てたかもしれないのに」と後悔するのはいやでした。

男の子を二人育てて、まったく性格が違うことがおもしろかったし、もう一人生まれたらどんな感じなのかな? と興味もむくむく湧いていました。それに、できたら女の子も育ててみたい。ここ数年で家計の見直しをして、3人ならギリギリいけそうな気もしてる。

だったら自然に委ねようと決めて、授かったのが娘でした。

でも、産んでみたら、本当に最高!

3人以上の子どもを育てる親たちが、本当に口をそろえて言いますよね。「末っ子は孫のようにかわいい」って! これ、マジです。私も口をそろえる側に仲間入りを果たしました。

どうしてかわいいかというと……

  • 何をしていてもかわいい
  • 兄たちに似ていて、兄たちの赤ちゃん時代を思い出すからかわいい
  • 赤ちゃん時代は一瞬で去っていくと知っているから、余計に尊くてかわいい
  • こっちも年を取っているから、命の輝きがまぶしくてかわいい
  • 単純に、小さくてやわらかい赤ちゃんってめっちゃかわいい
  • (我が家はたまたま)男→男→女で、お姫様のようにかわいい

最高な理由は、かわいいだけではありません。

  • 長男と次男が、一生懸命「お兄ちゃん」してて感動する
  • もうこれ以上生まれないと思っていた赤ちゃん登場で、親戚一同めちゃうれしそう
  • 日々成長していく生き物がいると、家庭が明るくなる
  • 生活や家族の関係のバリエーションが増えて、今後もおもしろそう

子どもが3人いると、ここが大変

もちろん、大変なこともあります。

単純に手が足りない。
大人と子どもの数が合いません。いまはまだ赤子が9カ月で単純なお世話だけしていればいいし、それは上の子たちも手伝ってくれます。けれど、みんな大きくなってより精神的なサポートが必要になったり、シンプルに小中高の運動会や個人面談が立て込んだりしてきたら、もっともっと忙しくなることが予想されます。

家が狭い。
子どもは2人を想定していたので、3LDK(70㎡)マンション住まいの私たち。もともと子どもの個室はあまり考えていませんでしたが、こうなってくると、個室がなくても手狭です。資産価値やメンテナンス面を考えると、戸建てを買うのもピンとこない。かといって、4LDKのマンションはほぼないし、あっても最近は想像を絶する値段になっています。3LDKで5人家族、どこまで快適に住めるのか!?

旅行が難しい。
子どもが3人になると、ホテルの部屋の選択肢がとたんになくなる! 添い寝は大人一人につき子ども一人まで、最大宿泊人数は一部屋につき3~4人が定番です。まだ赤ちゃんだからギリギリなんとかねじこんでるけれど、これからは2部屋に分かれなくちゃいけないのかも……。このあたりは、最適解を探して(このブログにも紹介して)いきたいところです。

教育費・生活費が心配。
ゴリゴリの共働きなので基本なんとかなると信じたい……けれど、不確定要素もたくさんあります。物価は上昇するばかりだし、年少扶養控除はいつまでたっても復活しない。子ども手当系は、本当に子どもが成人するまでもらえるのかまったく信用できません。となると、少しでも収入の柱は増やしておきたい。このブログをはじめたのも、一瞬で過ぎ去ってしまう子育ての記録を残しながら、少しでも副収入を得たいと思ったからでした。

でも、プラマイ、完全にプラ!

と、いろいろ心配事はあれど、子どもたちのかわいさを前にすると、どれも些末なことのように思えてきます。せっかく3人の宝物を授かることができたのだから、思いっきり満喫したい!

5人家族で楽しく心地よくやっていくために、これからもこのブログを通じて、いろんな方法を考えていきたいです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました