夏休み、終わりましたね……!
始まる前はその果てしなさに戦々恐々としていましたが、終わってみれば「案外なんとかなった」というのが感想です。
夏休みが始まる前の状況
前提
小1~小3まではフルで学童に通っていた小4男子。
平日の放課後はだいたい公園で鬼ごっこや、友達が持ってきたSwitchなどで遊ぶ。
今年の夏休みは、はじめての学童ナシ。
1泊2日の旅行や何日かの帰省はあるが、長い旅行や大きなイベントはなし。
発表会を控えた習いごとなどもなく、長期的にはあまりやることがなさそう。
事前にした対策
- 民間学童のスポット利用や体験学習など、単発イベントを申し込む
- 塾の夏期講習について調べ、個別塾に申し込み
- 夏休みの予定を書き込んだカレンダーを渡し、友達と約束をしてこさせる
いざ始まってみると……?
平日:夏期講習(11~15時ごろ×週1~2回)、友達と児童館や学童のスポット利用
土曜:ならいごと
日曜:家族でお出かけや夏祭り、友達と遊ぶなど
カレンダー上でも朝から晩まで何もない日はほぼなく、たまにあっても「じゃあお弁当持って児童館行こうかな~」と出かけてくれるので、一日じゅう家で過ごした平日はありませんでした。
ただし、夏休みに入る前に友達と決めてきた5回の約束は、3回が不発。
「遊びに行っていいらしい!」と言っていたお友達の家がダメだったり、そもそもほかのメンバーに約束の記憶がなかったり……なかなか難しいものでした🤣
親の負担はどう増えた?
学童がないということは、夏休みの間じゅう子どもが家にいるの? じゃあ、仕事は邪魔されるし、お昼ごはんをつくり続けなきゃいけないのか……? とヒヤヒヤしていましたが、実際はそんなことはなく、案外おだやかな日々を過ごせました。
でも、昨年に比べて負担増がゼロだったかというと、そんなこともありません。
変わらなかった負担
- 平日のお弁当づくり……学童がなくなったからお弁当からは解放かと思いきや、塾や児童館に持って行くお弁当が必要だった。かつ、たまたま息子が家にいる日に親が仕事で外出している場合、家で食べる用のお弁当を用意したりも。結局20日弱はつくったと思う
増えた負担
- 毎日の予定を把握する……つねに学童に行くわけじゃないので、前日の夜と当日の朝に予定をチェックし、親の仕事の予定も共有する手間が発生した
- 家にいる日のお昼ごはん準備……土日の昼はわりとちゃんとつくってきたんだけど、夏休みは私が平日昼に食べている内容に合わせてもらい、納豆ごはんや冷凍パスタ、前日の残り物ベースに。幼い弟や妹とは行けないラーメン屋へ一緒に出かけたりもして案外楽しかった
- 友達と遊ぶ予定の調整……できるだけ夏休み前にすりあわせてきてほしかったけど、結局ママ同士のLINEがフル稼働。「遊ぶ約束あるみたいだけど本当?」「遊びに行っていいんですかね?」「うちどうぞ!」など、助け合った!
- スポット学童の利用費準備……月額引き落としの定期利用と違って、スポット利用は都度現金。電子マネー派の我が家は基本現金がなく、前日にだいたいあわててかき集めました
- 熱中症の心配……行かせさえすれば外に出ることはないし、水筒も補充してくれる学童とは違って、児童館で過ごす日はふと隣の公園で鬼ごっこしたりすることも。水筒が切れたとき用に小銭を持たせたりはするけれど、基本は本人の現場対応を信じるしかなく、若干そわそわ。
……あれ、意外と負担増えてるな?
書いてみると項目は多いけれど、ひとつひとつはさほど大変でもなく、思っていたより全然大丈夫でした。
キーになったのは「友達」の存在
決まった預かり場所がなくてもしょっちゅう出歩いてくれたのは、まぎれもなくお友達がいてくれたからだと思いました。
児童館で友達に会う
それも、放課後にいつも遊んでいるような、いわゆる「いつメン」のおうちがみんな共働きで、児童館推奨だったことが大きかった!
夏休みの最初にいつメンママたちのLINEグループをつくり「明日、児童館行く人いますか~?」なんてやりとりも始めたので、お盆以外はだいたい誰かしらが行っている情報をキャッチできていました。
「行ってみたけど誰もいない」の回避もできたのがよかったなと思います。暑いなか出かけて行って誰もいないことが続いたら、行くのもいやになっちゃうかなと思うので……。
日々の児童館に飽きてきたころに、誰かのおうちで集まってベイブレードをしたり、近隣のイベントに出かけたり、ちょっとしたスパイスを挟むこともできました。
塾のランチタイムも楽しかった様子
個別塾では、たまたま同じマンションの友達が同じコマを受講していることも。
そんな日は塾まで一緒に行き、それぞれ授業を受けてお昼休みは一緒にお弁当を食べ、また頑張る……といったいいリズムができていたようです。
知らない間に、意外と息子がしっかりしていた
意外に手がかからなかった理由のひとつには、息子の成長もありそうでした。
たとえば……
- 塾の宿題はノータッチ……何も言わなくても、塾から帰ってきた日にすぐ宿題をやっていて、一度も提出忘れがなかったよう。えらい!
- 学校の宿題(ワーク系)もノータッチ……夏休みカレンダーに宿題の一覧を書き出すお手伝いだけはしましたが、あとはノータッチ。ワーク系は7月に終わらせていました。えらい!!
- 学校の宿題(自由提出系)も、作業はノータッチ……読書感想文や自由研究は、やりたい人だけが出す自由提出。書き方に悩んでいるときに「こういう順番で書いたら?」と軽く口を出し、下書きを一度添削はしたけれど、あとは自分で。自由研究はCanvaでスライドをつくっていたため、横から「レイアウトこうしたほうが見やすいんじゃない?」と言ったけれど、実作業はすべて自分でやっていました。えらい!!!
なので、宿題は「このプリントの、親からのコメント欄だけ書いて!」などに対応しただけで、ほぼ自走。
昨年まではみっちり自由研究を手伝ったり、家庭学習用のドリルのまるつけをしたりしていたため、ここの負担が激減しました。学習サポートは個別塾に入れたのも大きな変化ですが、それだけでなく、本人の努力を感じます。
この調子でいけば、来年の夏休みも恐るるに足らず……だといいな。
ただ、我が家は来年一年生になる次男がいるため、来年の夏休みはそっちにかかりきりになる予感です。
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